フィリピン英語学校、ESLコースの評価方法は正しい?
フィリピン英語学校、ESLコースの評価方法は正しい?
フィリピン英語学校で最も多くの生徒さん達に選ばれるコースは断然ESLです。English as a Secondary Languageの略字であるESLは現在、「母国語としていない人を対象にした一般英語コース」という意味になっています。
一般的に英語は大きくSpeaking・Listening・Reading・Writingの4つの技能に分けられます。もっと追加すればVocabulary・Grammar・Pronunciationなどがあります。学校によってこれをバランスよく学習するようにしたり、ある学校ではスピーキング中心に授業編成をしたりします。スピーキング中心にすると自分でも英語が上達する速度を早く感じたりしますが、中上級者以上のレベルになるためには基礎をしっかりと固めなければならないため、長期的に英語学習をお考えの方には初めての留学ではバランスの良い英語学習をお勧めします。
フィリピン留学で最も人気の都市であるセブとバギオの多くの学校は初心者に「バランスの良いカリキュラム」を提供しています。各学校、レベル分けと評価方方、レベルに応じた教材がありますが、問題は「英語評価の客観性が100%学習者を満足させない」ところにあります。
私自身もセブの語学校で学士マネージャーと副学校長をさせて頂いた経験がありますが、生徒達の実際の英語レベルを正確に診断し、正確に評価し、的確なアドバイスをすることは容易ではありません。しっかりとした方法で生徒達のレベルをチェックしを評価しなければ、生徒達の信頼を得られない上に生徒達の留学生活を駄目にしてしまうかもしれません。
本日はセブ語学校のSMEAG教育グループを紹介させて頂きます。
SMEAGはセブで3つのキャンパスを運営する名実共にフィリピン最大級の語学校です。この学校は2018年からESL教育で教育資料・テスト・評価・フィードバック(相談)の多くの部分のCambridgeプログラムが導入されます。Cambridgeはアメリカ・カナダ・オーストラリア・イギリスでIELTSと共に国際公式英語試験として最高水準の信頼を置かれているプログラムです。30年を超える歴史を持つCambridgeは学習者の4技能別のレベルによって学ぶ内容、客観的な評価、そしてそこから学習カリキュラムが決定されます。
SMEAGで運営されている全てのマンツーマン授業はCambridgeのモデルと資料を応用し、授業進行状況とテスト評価はCambridgeによって判断されます。一方であまりに体系的すぎ、堅苦しい授業になるのを避けるため、一部のグループ授業にはCambridgeプログラムは導入されていません。
Cambridgeプログラム導入によって学校側の運営上の利益はかなり減ってしまうでしょうが、学習者達は学校側の評価システムが100%正しいと感じれるだろうと思います。結局、SMEGAはESL教育において未来を先取りしたのだろうと思います。
今回はSMEAGをたくさん褒めてしまいましたね(笑)SMEAG更なる飛躍をとげてる様に他の学校さん達にも良い変化があるよう願っております。